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代表メッセージ

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代表メッセージ

小林食品株式会社
代表取締役社長
小林 大介

人生を丁寧に。キャリアの可視化と社員教育に力を注ぐことで、個々の才能を開花。

小林食品は、業務用の鰹節専門、業界トップの会社です。取引社数は、全国250社を超えます。ただし、取引先企業様のブランド製品の1パーツになっていることから、小林食品の名前が一消費者の目に触れることはほぼありません。しかし、実際には、スーパーなどの棚には、使用されている商品が多数並んでいます。
現在、和食はブランド化し、世界中に流通しています。これは、取引先企業様が自社製品を持ち、国内・海外市場を回ってくださるときには、小林食品の鰹節も一緒に回っているということ。大変恵まれている立ち位置にあると感じます。

私の座右の銘は『人生を丁寧に生きる』。人生を丁寧に生きるためには、教育は欠かせないものです。高度な教育を受けることで発信が可能になるとの前提から、小林食品は、和食や鰹節に対して業界のリーダーとして発信を続けます。社員教育に関しても、日本中のトップから学ぶべきとの考え方の元、クオリティの高いものを提供しています。
また、私が社長に就任し、取り組んだことのひとつが「成長シート」です。入社後人生のキャリアを描く上で、節目節目には悩み迷うこともあるでしょう。そのときに、小林食品として支援できるのは、各段階で学んでいただきたい内容と年齢ごとの給料の可視化だと考えました。小林食品は、経常利益も含め売り上げを社員に提示した上で、昇給についても全てお話ししています。人生を豊かにするためのひとつのツールとして活用しながら、成長してください。

小林食品が求めているのは、コツコツと物事を進めていける方です。大学に入るときには、自分の興味がある学部を選んだと思います。社会に出るときも、自分の意思で会社を選ぶでしょう。その後、選んだ会社でいかに輝くかもまた、自分の意思です。
個人個人がオリジナルですから、いきなり成果を出す人もいれば、なかなか成果が出ない人もいるはずです。その中で、諦めたり自暴自棄になったりせず、歩んでいける方がいいですね。小林食品は、個々の才能開花に対して、非常に我慢強い会社です。才能が1つ花開くには、7年、10年かかるもの。鰹節という伝統文化の中の業界だからこその時間軸かもしれません。
ただ、「コツコツ、じっくり」を勘違いしていただきたくはありません。ビジネスとして脂が乗ってくる40代、50代までに成熟した人間になるためには、仕込みが必要です。物事の落とし込みは、経験値の数で決まります。もちろん、お粗末な仕事では問題ですが、同レベルの仕事であれば、スピードが早いほうが勝つ。だからこそ、スピード感は、重視しています。

小林食品では、鰹節文化継承、価値を高めるための取り組みに加え、2100年までに、世界中の家庭で和食、とりわけ旨味の部分で、鰹節を使っていただくことを目標として、歩みを進めています。国産の鰹節は製造量が減っていますが、日本人が海外でつくっている鰹節に関しては、製造量が増えているため、トータルの量はほぼ変動がありません。
また、旨味成分自体は、トマトのように世界中で好まれています。旨味を感じる舌を持っている人に、出汁の旨味を感じ、消費していただくことに関しては、勝算があります。

働く上では、良いことも大変なこともあると思います。自負するわけではありませんが、企業のトップが「人生を丁寧に生きましょう」と言う会社は、かなり珍しいのではないでしょうか。
小林食品で、自らの才能を開花させ、共に鰹節文化の継承、発展に取り組んでくださる方からの応募を、心よりお待ちしています。
小林食品株式会社
代表取締役社長
小林 大介

PROFILE

代表プロフィール

1977年静岡県焼津市生まれ。
1997年東海大学政治経済学部経営学科入学
三年次より陶芸活動を始める。
大学在学中は、見聞を広める為、ガラパゴス、ケニアなど世界を旅する。
20代で五大陸に行く
2000年小林食品に入社
2011年代表取締役社長に就任
洗練された肉体に、美しい魂が宿るという考えのもと、
体を正常な状態に保つために、週に2回の筋トレと地元のトライアスロン大会や海外のトライアスロンに参加している。

写真はパラオトライアスロン参加
年間の読書量
概ね年間200~300冊程度。

近年は多読を少し抑え、1冊の本から本質を捉えようと、同じ本を何回も何回も読み直す方に移行している。
読書本数は減少しているが、読書時間は変わらない。
手習い、ピアノ、心理学、瞑想、記憶術など自分の人生を豊かにしていくことに、時間やエネルギーを惜しまず費やす。